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ゼミ・レポート


クライミング・ゼミ第1弾 富士山雪上訓練                       記: 岩崎元郎

1月20日(土)、富士吉田駅前集合13:00。31名がタクシー8台に分乗して馬返しに上がる。思いがけず積雪があり、5合目佐藤小屋まではアイゼンなしの歩行をテーマーに3班に分けて、各班ごとに行動した。

 21日(日)、5時30分朝食、6時45分外に出てアイゼン装着、各班ごとに準備体操をやってトレーニング開始。まずはアイゼン歩行から。

 トラバースになるとフラットフッティングが難しくなる。ほどよく締まった雪だったからいいが、雪面が氷化しているとアイゼンの爪が刺さらず滑落の原因となる。フラットフッティングを意識して足を運ぶこと。

 ターンも難しい。ターンする方向に踏み出してしまう人が多いが、その場で×印を描くように、踏み出すのではなく踏み替えるだけということをしっかり足にたたき込んでおいて欲しい。

 滑落停止訓練、上手にできる人もいれば、何回やっても停められない人もいる。大切なことは上手か下手かではなくトレーニングするということだ。イザという場面、滑ったらヤバそうな雪面に出くわしたとき、トレーニングしてないとビビッて腰が引けてしまい、本人が怖い思いをするのが、気合を入れてトレーニングをしておくと、それが精神を支えてくれて、腰が引けることなく自信をもって行動できるのだ。

 5合目から6合目への雪面を登ったり下ったりしながら雪山入門のための技術習得に励んでもらった。12時に佐藤小屋に戻り、帰り支度を整えて下山の途についた。

 無名山塾では入門レベルの雪上訓練を「ピッケル&アイゼンと友だちになる会」と呼んでいる。次回のピッケル&アイゼンと友だちになる会は4月8日(日)、谷川岳湯桧曽川流域で予定している。