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ゼミ・レポート


槍ヶ岳                                                    講師:大津洋介

 
 雪の急な斜面を登り終えると、正面に大きく槍の穂先が見えました。朝7:00に横尾山荘を出て、槍沢ロッジから、雪の上を、ババ平、大曲と歩いてきました。朝から天気は上々ですが、高度が上がるに従い風が出てきました。
 頂上までは、見えてからが長い。一列になって一歩一歩、アイゼンを効かして斜面を登りました。槍ヶ岳山荘への最後の登りがなかなかの急傾斜、一気に山荘まで登り終えました。
 稜線は強い風でしたが、視界は良好、いよいよ今までの練習の成果の集大成、槍の穂先への登りです。身支度を整え、アンザイレンして、いざ出発です。みんなちょっと緊張ぎみかな。
 岩と雪と氷のミックスを慎重に登りだす。登り降りの人が多く、途中でかなりの時間待たされ寒いこと。ハシゴには沢山のエビノシッポが付いている。最後の垂直のハシゴを注意して登ると頂上に到着しました。
 
 頂上は風が強く、三角点の石柱にセルフビレーをとり、360°の景色を堪能、早々に下山にとりかかる。下りでも待ち時間が多く、槍ヶ岳山荘に到着したのは17時過ぎであった。なんと往復に3時間程度かかったことになる。さすがに全員腹ぺこ状態、食堂で暖かい夕食を食べる。

 一晩中、強風が吹き荒れ、翌朝は濃霧状態で明けた。今日は横尾山荘までの行程なので、食後のコーヒーをゆっくり飲んで出発する。この時から急速に天気は回復し、槍沢を下りはじめた時には、ほぼ快晴となる。

 
 途中に沢山の休みをとりながら、グリーンバンドの急斜面ではワーワー、キャーキャーとシリセードを楽しみながら下った。

 横尾山荘では、もちろんビールと日本酒で乾杯し、暖かい風呂でゆっくりした。うーん、山の楽しみはこれも一つです。風はありましたが、ほぼ晴天に恵まれ満足な山行でした。